極域大気の不思議現象
それは大気科学のフロンティア
PANSYはその物理に迫ります

What's PANYS?

PANSYとは?

南極昭和基地は、気象庁定常観測、極地研を中心とした各研究機関による大気研究観測が精力的に行なわれる、世界的に見ても数少ない総合観測拠点となっています。南極大気は人間活動から隔絶されているためノイズが小さく、地球気候のモニタリングに適しており、また、カタバ風や、オゾンホール、夜光雲、オーロラを始め、顕著で特異な大気現象が多く見られる領域でもあります。日本の南極観測は60年を経て、これまでの中心であった発見的科学観測、環境監視観測から、極域観測においても定量的な議論が可能な精密科学観測へと大きな転換が図られつつあります。
本計画では、このような背景のもと、南極昭和基地に対流圏から電離圏までの広い高度領域の3次元風速やプラズマパラメータを高分解能、高精度で観測できる最新型大型大気レーダーを設置して、2012年から運用を開始しました。これを軸として、既存の観測や相補的な新規電波・光学観測装置を組み合わせて極域大気を多元的に捉え、さらに国際協同による全世界の大型大気レーダーによる観測を実施し、精密数値モデルとも組み合わせて、大気科学のブレークスルーを図ることを目的としています。

お知らせ

2020年11月06日
「大気レーダーの観測データから大気乱流を正確に導出する手法を開発」のプレスリリースが発表されました
2020年02月06日
Kataoka et al. (2019) がEPS誌の2019年ハイライト論文に選ばれました
2019年12月08日
日経新聞2019年12月8日の朝刊に「オーロラ生む電子オゾン層破壊の要因か」の記事が掲載されました
2019年12月02日
「オーロラを発生させる高エネルギー電子が大気圏に降り注ぐ仕組みを解明
~成層圏オゾンの破壊を誘発する原因の謎解きが一歩前進~」のプレスリリースが発表されました
2019年11月28日
「南極大気の精密観測~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~」のプレスリリースが発表されました
2019年02月08日
ジオスペース探査衛星「あらせ」との共同観測に基づく研究成果「オーロラが爆発するとヴァン・アレン帯の電子が上空65kmにまで侵入する」がプレスリリースされました
2018年05月17日
PANSYグループの代表である佐藤薫教授が「南極昭和基地レーダーPANSY計画の立案・推進と中層大気力学の発展に尽くした功績」により、日本気象学会藤原賞を受賞しました
2015年12月03日
Interhemispheric Coupling Study by Observations and Modeling (ICSOM) のサイトがオープンしました
2015年07月07日
第8回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を受賞[写真]
2015年04月10日
「南極最大の大気レーダー「PANSYレーダー」が可能にする南極大気の精密研究」のプレスリリースが発表されました
2015年04月01日
International Sympsium on the Whole Atmosphere (ISWA) のサイトがオープン
2014年12月04日
朝日新聞beの南極観測隊の紹介記事の中でPANSYが紹介されました
2014年09月17日
平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞